国家の品格

 このGWに読んだ本の中で、もっともミーハーなのがこれ。「国家の品格」が新書で200万部も売れているというので、買ってきて読んでみましたー。
 んー、内容的には藤原さんのエッセイって感じですねー、あんましピンとくるような本でもないんですケドね。ただ、こういう本が売れる社会の背景ってなんだろーな、と思って読んでるとオモシろいですね。みんな、きっと社会に問題意識はかなり持っていて、ただどうしていいかもわかんなくて、こういう本にきっと「うんうん」ってうなずきながらみんな、過ごしてるんだろうな。

 この前の、田坂さんの本を読んだうえで思うのは、確かに物事を細分化していって論理的に語るのもいいが、「こうじゃなきゃいけない!そういうもんだ!」ってハナシも全体として捉えるとあるんだろうなぁと思います。
 そういう意味で、論理でなく感覚として読むとまま、ありな本かもね。