「旭山動物園」革命―夢を実現した復活プロジェクト

この前、北海道に行った際に寄ってきたあの「旭山動物園」の園長さんが書いたカクメイの本。いやぁ、非常にアツい本で、静岡に小出さんと面談機会をいただいて移動する新幹線の中で読みつつ、あまりのアツさで涙をこぼしつつ読んでおりました。

 札幌から2時間近くかかる、旭川(人口35万程度)にある動物園で、年間26万人程度の入場客数だったのが、今では150万人近く年間に訪れるというんです。夏季に限れば、上野動物園の入場客数も上回っていて、日本一の動物園といってもいいのかもしれません。

 お金も人もない中で、まして地域のはずれからこうしたイノベーションが起きたわけですが、読んでいると湯布院なんかと同じだなーと感じるようなことがいくつかありました。
 それは、スタッフが30年間続けているという定期的な語り合いというか勉強会の場、そして園長さんのアツいアツい熱意というか。そして、無いことを嘆くのでなく、できることにチャレンジを重ねる姿勢・・・。
 なかなか、オススメの一冊です。そして、旭山動物園読んでからいくとよりよいかもしれませんねー。