校長先生にぜひ、と言われるので昨年に続き母校の明郷小学校(僕の卒業した小学校は明徳小学校なのですが、中心市街地の人口減で昨年春におとなりの本郷小学校と合併して発足2年目なんです)で、小学4・5・6年生を対象に講演をしてきました。


 あ、なんと小学校4・5・6年生に、寒い体育館で!!!


 昨年に続き、ま、手前味噌ですが結構好評なんですよね。
 で、これ学び深く面白い。だって、小学生ってつまんなかったら露骨に関心失うしね。

 去年今年とやってみて、大人向けのプレゼンでも大切にしたらいい、プレゼン「内容」のツボを5つ紹介しますー。


 ■1:伝えたいメッセージは、ぐっと絞込むこと
 去年は2つ、今年は3つって伝えたいメッセージを絞りこみました。
 これ、すごーく大事。大人向けでも一緒だと思う。自分自身、大人向けでもうまく行ったなーって時は、最初からこれを伝えようってメッセージがすごくすっきりと絞りこまれている時。最初にもう、「伝えたいことは今日は3つです!」って感じで紹介するくらいでいいと思う。


 ■2:相手に伝わる言葉で、語ること
 相手に分かる言葉で伝えなきゃ、伝わらない。アタリマエのこと。
 例えば今日で言えば「70%」って言ったって、4年生にはわかんない。だって、百分率は5年生の算数の時間で学ぶものだから。でも、「10このうち7つ」って伝えれば、いいだけのこと。
 世代高い人を対象にしたプレゼンで「このPC,サクサク動きます」って伝えたってダメ。60代で3%のひとしか、なんとわからないんですもの。。。
 参考: http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1309/25/news086.html
 相手の文化背景に合わせて、また専門用語を言い換えるってことが大事。


 ■3:読んで、でなく「見て」わかるページにすること
 配布資料じゃないんだから、細かい文字で文章書いたってダメでしょ。
 読むっていうよりも、「見て」ぱっと分かるってこととっても大事。
 だから、メッセージ伝えることはシンプルに。
 だから、1ページに写真4枚細かく載せるなら、1ページに写真1枚で、4ページにしたらいい。


 ■4:メッセージ+それを伝える根拠、って構成が基本
 伝えたいメッセージを簡潔にドドン、と。
 でもって、その理由や根拠、具体例を続いて説明・・・って流れが基本です。


 ■5:最後に、もう一度全体をまとめて伝える
 がーっと説明して、最後にもう一度伝えたいことを簡潔にまとめること。
 「今日伝えたかったのは、3つ。1つ目は・・・、2つ目は・・・」って感じで。
 そうすることで全体を振り返り、伝えたいことを整理して相手に届けることができます。


 ・・・って感じ。どう?


 ま、でもこういうのって、やっぱり何度もやってみて試行錯誤するに尽きる。
 大学生とかだったら、実際に役割を任される実践型インターンとかしたらいいと思うw
 


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