2月4日〜6日から、3日間愛知県立大での集中講義「NPO特論」を担当してきました。
朝1−5限で、3日間連続のプログラム。対象になる学生は外国語学部の2−4年の約20名(大半は2年生です)で、NPOや事業について詳しく学んだり活動した経験がある子たち、ではなく「ほんの興味」から受講しているこばかりなんですけれど。

今年で4年目。レクチャーとワークショップを行ったり来たりしつつも、メインはワークショップで、最終日の午後には各グループごとに自分たちで選んだ地域課題を解決するビジネスプランの発表までやっちゃいます、そうやっちゃうんです。
講義というよりも、完全に学生主体で、積極的な参画を引き出す、いわば「アクティブラーニング」
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自分たちの身の回りにある社会問題・地域課題をそれぞれで議論しながらお題を定め、その課題を事業的なアプローチで解決していくビジネスプランを3日間かけて一緒に作っていきます。もちろん、いきなりできるわけではないので、レクチャーとグループワークを繰り返しながら、作りこんでいくわけだけれど、主体はあくまでも学生たち。実際に最終日にはそれぞれのグループから事業計画が出されるのですが、予算や体制、スケジュールなども盛り込まれた本格的のものですよ。(もちろん、3日間で学生が作るものですから突っこみどころありますが、でも、実際にやれそうじゃん!と思うものもあるくらい)
そして、参加した学生たちからは以下の様な感想をもらいました。

この三日間本当にありがとうございました。大変ではあったが、事業計画を楽しく作り学ぶこともできたし、それ以外のこともたくさん学ぶことができた。後輩や友達にはぜひこの授業をおすすめしたい!

この授業は数少ないタメになる大学の授業の一つであることに間違いない。そう思った理由は、この授業で学んだことは確実に後の生き方のヒントになるから。自分の中にある漠然とした問題意識、社会に対する不快感みたいなものを具体化してみたいと思った。3日間お疲れ様でした。
一言で言うなら、とても楽しい授業でした。

授業後に、学生たちから3日間の振り返りのメールをそれぞれお送ってもらったんだけれども、めっちゃ長いメールや、これからのキャリア・仕事・学生生活についてなどのガチ相談などもいっぱい。

正直3日間をまるっと大学の事業に投入するのは、結構重いんだけれど、でも、こうして響いてくれたり役にたててるのは嬉しいなぁ、と思います。

大学は学問をする場。
だけれど、今の大学生は(ボクも含めてね)強い問題意識や探究心をもって進学してるわけじゃないわけで。早い段階で社会との接点をもつことが、学ぶ意義を引き出し、学問への意欲を引き出すんだと思います。
そして、積極的に主体的に考えたり発言したり、あるいは聞いたりするって実感がとっても大事だと思う。

ではでは。

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