なんか釣りっぽいし、自己啓発っぽいタイトルってホント恐縮ですが、僕自身が若者支援のお仕事を14年近く取り組んできて、ずーっと思ってきたし、やっぱりこれしかない、って思うことを一度書いておこうかな、と。

自分探し、なんて自己分析なんかしてもでてこない。
まして、インド行ったって見つかりゃしない。


就活の時期前後になると、ひたすらやりたいことがわかんないとかって中でマニュアル本とか開いてワークシートとかに、過去のことをひたすら書いてで自己分析…とか、か、海外行けばなんとかなるって感じでインド行くとかw
もちろん、それはそれで意味が無いことではないけれど、結局大事なことはこう。

いっぱい人にあって、経験して、で
自分の好きなこと、大事なことを感じる。



【いろんな出会いや経験を重ねて、それぞれと、自分を相対化する】ってことですね。

いろんな大人に出会って、生き方や行動の仕方、価値観とかを感じながら「ああ、好きだな−」とか「この考え方はわかるけれど、違うな−」とかってことを一つ一つ積み重ねていくってことなんだと思うのです。自分とその体験・人・価値観と相対化してみて、どう感じるのかってこと。
だから、どんどんいろんな人にあってほしい。これは、人だけではなくて行動や体験もそう。
食べ物だって、結局食べてみないとわかんないのと一緒で、いろんな体験が大事。

そういう出会いや経験があって、初めて自己分析の意義ってあるんだと思うのです。そうしてたくさんしてきた体験を整理して(デフラグする感じですね)、で自分にとっての大事なことや違うなーってことを再認識する行為が、きっと自己分析。
ただ、社会との接点が殆ど無いまま、学校と家庭と友人と…って生活だけの経験・出会いから自己分析しても、浅くなっちゃうし、限られたものとの相対化が元データでは、その分析の精度が低いわけですよ。

その、体験のひとつとしてはインドに行ってみるのも悪くない。
けれど、インドに行けばなんとかなるとか(w)って話じゃないよね、ってこと。
だから、学生時代の過ごし方っていうか、それまでの20年ちょっとの過ごし方ってとても大事だと思う。だから、1,2年とか別に就職なんて意識しなくて良いけれど、いろんな人やコトと出会うのが大事なんだと思う。

って書くと、「すでに3年・4年になっているぼくは手遅れかい!どうしたら良い?」と質問がきそう。
ま、僕だったら

別に遅くなんてない。
じゃ、1年休学したらいいじゃん。


って思うね。って書くと「休学なんて、ムリです!」っていわれそうだけれど・・・。
以前ブログに書いたとおり。金も、就職も、卒業旅行だって問題なし。

「休学はマイナスだ」という3つのウソ。
http://akimotoshoji.blog.jp/archives/51413832.html


で、いろいろんな人と出会ったり、いろんなことを体験してみるのが良いのでは。

「卒業まであと●年」じゃなく、「平均寿命まであと60年ちょっと」

もちろん男女差があるけれど。
だからこそ、なんか勢いと惰性で適当に就職しなくても良いと思う。
いや、そりゃ就職してもピンとこなきゃ辞めて転職すればよいよ。

でも、実際はそういう安易な転職はなかなかうまく行きづらいのも事実。
だから、いろんなものに飛び込んで、自身の夢ややりたいことを感じてほしい。

ま、そんなだいそれたものはなかなか見つからないかも、だけれども、自分にとって大事な価値観、ピンとこないものとかってのを感じて、自覚できるってことはとても大事なことだと思う。

結局、王道はないと思う。
だからもがいたらいいとおもう。
写真-5


ではでは。

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