お正月3が日最後の今日、お出かけをした帰り道、渋滞をする高速道路の二車線が一車線になる地点。大半の人々はちゃんと1列に並んでいるけれども、右側の合流してなくなる車線をすーっと走って行って順番をこえていこうとするひと達がいる。
2015-01-03-17-23-51

写真は助手席からの撮影ですよん

これを見ていて思うのが「社会的なジレンマ」というやつ。そして鳩山元首相の引用で注目をされた「裸踊り」。まあ、あれは良い話でこれは悪い話だけれどw

みんながルールを守って1列に並んでいるうちは誰も追い抜いていかないけれど、1台の車がすーっと抜けて走って行くと俺もそっちから抜けて行くってな具合で、2台3台と続いてみんなが破りだす。ルールを守ればその分スムーズに流れるけれど1台二台とルールを破る人がいれば続々と本来はルールを守る人達も破っていく。
悪貨は良貨を駆逐する、ってはなしも一緒だよね。

そして結局早く行きたい、という自己の利益の最適化を目指す行動が、全体としては逆の結果を生むことになる。
そのおかげで合流がスムーズにならず渋滞になるという悪循環。

渋滞の列に並びながら、どうやって前提のルールや価値観を共有するか。これがとても大事なことだと改めて思ったのだ。

あ、ところで今日のこの記事もiPhoneの音声入力で書いてみています。なかなか快適。おかげでただあまりまとまりがなく、またお休みっぽい内容なのはご容赦ください。