深夜に思い出す、これまでのこと。(深夜に書いてます)先日ブログに書きましたが、高校の教科書にたった一行ですが、G-netの取り組みが載りました。これ、万感の思いで今も書きながら涙がこみ上げます。というのも、振り返れば、困難なことなど何度もあったからです。

高校「政治・経済」の教科書にG-netの取り組みが掲載されています。http://akimotoshoji.blog.jp/archives/51488677.html

つい2,3年前まで給与は300万そこそこあったけれど、借り入れの個人保証のハンコつくのはもちろん、債務超過は1000万こえてたこともありました。もちろんそれは、ぼくの経営者としての力不足。だから、なにも恨むことはないし、自身の過去を振り返れば恥ずかしいことばかり。
資金繰りが窮し銀行が貸してくれなくて、事務所の毎月10万ほどの家賃も毎月滞納しました。親父に土下座しお金を借り、消費者金融でいくつも借り入れしてG-netに貸し付けて、それでなんとか毎月の資金繰りをしていました。

今思えば、正常じゃなかったんでしょうね。よく、携帯に送られてくる迷惑メールってありますよね。「あなたは選ばれた方です。無担保でお金をお貸ししますので、カードをお送り下さい。」みたいな。正気の人なら、怪しくて見もしない。
でもね、当時の僕は「ああ、これは神様が僕のために送ってくれたに違いない!」と思ったわけです。さらに、信じられないことに、実際に持っていたカードを送ってしまったのです。お金のない状態の僕のカードなんで、使える額もたかが知れていますが、なけなしの金を使われてしまいました。

そんなこともありましたが・・・
多くの方がたに支えられて、なんとか債務も返し今では事業を引き続き取り組ませていただいています。
廃業しようと思って、債務もどっかに就職して給与から返そうと思いました。そこで、とりあえず建て替え返済すべく、何人かの経営者さんのもとにお金を借りにお願いに行きました。「10年300万を無利子で僕に貸してください、働いて返します」って。
そこで、頂いた温かい言葉。「水臭いこというなよ、なんで早く言ってくれなかったんだ。300万は難しいけれど、50万、100万なら寄付するよって」そんな言葉に涙しました。

ある方は「分かった。また来週おいで。」と言われて、約束の日に伺い、社長室に通されたら、机の上に焼き芋が入っていそうな、厚みのある茶封筒が置いてあり、「これを持って行け。」とだけ言われました。「はい」と言いながら開けてみたら、中にまとまった資金が入っていまいした。
僕は、衝撃と驚きの中でお礼を言い、「このお金をいつまでに返したらいいでしょうか?また借用書はどうしたらいいですか?」と聞いたら、その方は、「借用書はいらない。君を信じて貸すんだから、返せる時がきたら返せばいい。頑張りなさい。」と言って下さいました。
(一部ETIC取材記事からの抜粋、詳細はこちらをご参照下さい)

多くの方がたに支えていただいての今。

これまでのスタッフ。お祭りや雑誌の時から苦労ばかりのなか、嫌な思いや悔しい思いをして去っていった人々。そして、海のものとも山のものとも…というときからお付き合いいただきさせてきてくださった多くの方々があっての今。だからこそ、なんだか教科書に掲載いただいたのって、これまでを認めて頂いた気がして、感無量なのです。

もちろん、通過点だし、教科書に載った責任の重さ。
今の取り組みではまだまだ不十分だという自覚。
もっともっと頑張ります。
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どうぞ引き続き、そして今ままで以上にご支援ご参画よろしくお願いします。
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