この週末は、子どもの歌のコンクールに。正直言うと、最初は自分の子どもが出るからという理由だけで、子どもたちの音楽コンクールに足を運びました。
他の子の歌なんて、まぁ正直そんなに興味ないなぁ…なんて思いながら、会場に座ったんです。

でも、ひとり、またひとりとステージに立っていく子どもたちの姿を見ているうちに、だんだんと気持ちが変わってきました。
小さな身体から思い切り声を出す子。緊張で足がすくんでいそうなのに、なんとか歌い切る子。
なかなかおもしろいぞと、いつの間にか引き込まれていたんです。
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まず、やっぱり順番に聞いていくと、上手い下手ってはの、同じように見えてもわかるなぁと。ただね、上手い下手もなんだけれど特に印象に残ったのは、必ずしも「うまい」子だけが心に響くわけではない、ということ。
声の質や雰囲気、表情と曲がぴったり合っていると、グッと伝わってくる。逆に、技術的にはうまくても、曲とその子自身がちぐはぐだと、うまくその子の魅力が生かされない、的な。

そのとき思ったのは、「やっぱり“その人に合った歌”を選ぶって、大事なんだな」ということ。

そして、この感覚って、音楽に限らないなと感じました。
服もそう。着たい服があっても、実際に似合う服ってまた別にある。スポーツも、憧れて始めた競技より、偶然やってみた競技のほうがしっくりくることがある。

やりたいことをやるのは素敵なことだし、僕もそれを否定するつもりはまったくない。
でも同時に、自分に合ったことを選ぶ、自分の特性が活きる場を探すっていう視点も、すごく大切なんじゃないかと思うんです。

とくに、頑張ってるのに結果が出ない…と悩んでいる人にとっては、「やりたい」だけじゃなくて、「合っているかどうか」という問いかけが、何かを変えるきっかけになるかもしれません。

子どもたちの歌声から気づかされたのは、「適性」とは単なる能力のことじゃなく、“その人らしさ”が自然と輝ける場がある、ということでした。

これは、キャリアや生き方においても同じかもしれません。
目標や夢も大切だけれど、自分が本当に心地よく力を発揮できる場所や方法を見つけること。それが、長く続く力になっていく。

まあね、僕も45歳になりましてこれからどうしようか?と。
やりたいことや楽しいことも大事。一方で、役に立てることや自分の特性を活かせることも大事だな、ともおもいましたとさ。

「やりたいこと」と「合っていること」。
このふたつが重なる場所を見つけたとき、人はもっと自然体で、生き生きと生きられるんじゃないか。
そんなことをしみじみ考えておりました。

あ、うちの子ですか?
彼女らしいさ、彼女の特性がピタッとハマってとても良かったと思いますよ。